西ノ島深浦東のグレ釣り

7日マルキューカップ隠岐会場予選があって
私はポーターとして乗り込み最後に深浦東に降ろしてもらった
深浦はソナシとフジヤ瀬の間の大きな湾内の最深部に位置し
かなり奥まったところだ
断崖絶壁の岩場に2箇所足場になる磯があり
私は東、西と呼んでいる
どちらも足場がよく3人程度は裕に竿が出せる
したがって突端部に位置する名礁「ソナシのハナレ」や「フジヤ瀬」「高崎鼻」に比べ
実績、人気ともにやや劣っているという評価が大方の見方だろう
しかし私は好きなポイントの一つだ
過去に82センチの大ダイを釣った思い出の場所であり
グレの魚影はすこぶる良い
グレは40センチを超える大型は少ないが
30センチ級の良型の数釣りが可能な釣り場だ
何よりも
釣り人があまり行かないから
エサ取りが多くなるこれからの時期は
おもしろいポイントだ
写真は船付け付近のもの(正面先端部)
穏やかな日は赤っぽくなっている低いところからも竿が出せる

ここのベストの潮は
左にあるワンドを回ってソナシ方向にいくのがよい
船付けのグレのポイントは
沖合い30mから50m付近に点在している底瀬まわりだ
よってベストの潮の時にはグレを手前から呼び込んで
爆釣りも可能である
さて、この日は潮が最悪だ
手前に突っ込んできていて、正面沖のグレを呼び込むことができない
正面は磯際に海藻が流れ着いて釣りにくい
正面はアタリがまったくないので
2枚目の写真にある西向きの角の磯際に狙いを変えて流し込んでみた
潮は角をかすめてワンド奥に流れる
するとすぐにアタリがでた
30cm弱のグレが心地よく竿を絞り込んだ
「やはりここにいたのかー」
このときの仕掛けは
ハリス2号を3ヒロ、ウキ止めなしの完全フリー、ガン玉なし
竹下ウキ10センチ0号
コマセを磯際からわずかに出るサラシの元に撒いた
このパターンで次々にグレが食いついてきた
型は本大会のキープサイズ25cmを超えたものも見られるが
23cm~24cmのものが多い
最初は磯際を狙っていたが
徐々にスズメダイの数が多くなってきたので
少し仕掛けを沖に離して投入し
コマセと同調するように
少し仕掛けを引き戻してアタリを待った
きたきたー
狙い通りアタリが出た
30cmオーバーの丸々太った口太グレが上がってきた

サシエサは
オキアミ生からはじめて
スーパーハード
くわせオキアミスペシャル
ボイル・・・と展開していた
少し沖合いではウマズラが出たので
ボイルがエサもちがよく
コンスタントにグレのアタリをとらえた
徐々にタナを浅くして
ウキ止めを打ち
ガン玉G5を2段打ちにするなど
仕掛けも展開していったが
結局は2ヒロ~3ヒロの完全ふかせが
もっともグレのアタリを多くとらえた
この日のコマセは
オキアミ生3k×2
グレパワーコラーゲン×2
オキアミボイル3kは別のバッカンに海水に浸して使用
この日は地アミを入れなかったが
私が競技としてこの大会に出るとしたら
さらに地アミ4キロ×2、グレパワーコラーゲン×2を用意しただろう
(釣り時間約8時間を想定して)

深浦東からソナシのハナレ、ソナシウラ、ソナシ奥を見た写真
当日はソナシウラ、ソナシ奥にふたまた丸の選手がそれぞれ渡礁した
グレの釣果は芳しくなかったようだが
マダイの釣果があったようだ
ソナシ奥では朝一に大ダイらしきバラシも・・・・
ソナシのハナレは一般の釣り人
ソナシの中央付近に浜吉丸の選手を上げたが
残念ながらキープサイズの釣果はなかった

深浦東から深浦西を見た写真
ふたまた丸の最終組を上げたが
ここも苦戦していたようだ
これからの時期は大ダイとイサキ狙い
グレの数釣りが期待できるポイントだ
この日のタックル
ロッド:がま磯 グレマスターモデル口太 T-53
リール:リョービメタロイヤルVS2000ZM
道糸:東レ銀鱗スーパーストロングNEO 1.75号
ハリス:東レトヨフロンスーパーL・EX 2号~1.5号
ハリ:がまかつMシステム口太くわせ6~7号 寒グレ5~7号
ウキ:竹下ウキ 10センチ0~G2
この日のエサ
マルキュー
グレパワーコラーゲン×2
オキアミ生3キロ×2
ボイル×3キロ×1
くわせオキアミスペシャル×1
スパーハード×1